防災グッズの置き場は一軒家では?車での保管のポイントや本当に必要なものも徹底調査!

この記事では、一軒家で防災グッズの置き場はどこがいいのか、車で保管する時のポイントや本当に必要な防災グッズについても徹底的に調べてご紹介します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 一軒家で防災グッズの置き場はどこにすればいいの?
  • 車を置き場にした時は、どこに置いて何を備えればいいの?
  • 災害時に本当に必要な防災グッズは何?

自然災害が増えてきているので、一軒家のどこに防災グッズがあれば、いざという時に役立つかを知りたいですよね。

この記事でわかること
  • 「持ち出し用」の置き場は玄関など、「備蓄用」の置き場はキッチンなどがおすすめ
  • トランクや後部座席、ドアポケットなどに分散し、脱出用ハンマーや防寒グッズなどが必要
  • 本当に必要な防災グッズは、飲料水や食料品、モバイルバッテリーなど

車での防災グッズの保管や本当に役に立つ防災グッズについてなど、私は知りたいことだらけです。

実際に一軒家に8年ほど住んでいる私が、調べに調べてご紹介します。

昔買った防災リュックの中身は、使っていなくても劣化したり、ちょっと使えないな…なんてものもあったりしますよね。

こちらは防災士と共同開発し、エアーマットなど避難生活が少しでも快適になるようなグッズがたくさんです。

心配性なあなたは、多くの口コミを確認してから買えますよ。

防災グッズの置き場は一軒家では?

一軒家で防災グッズの置き場は「持ち出し用」と「備蓄用」で分かれ、「持ち出し用」は玄関やリビングなど、「備蓄用」はキッチンやクローゼットなどが良いです。

災害の種類や自宅の被害状況によって避難所へ避難するか、自宅で避難生活を送るかが変わるので、「持ち出し用」と「備蓄用」に分ける必要がありますよ。

我が家も「持ち出し用」のリュックは玄関のクローゼット、「備蓄用」はキッチン横のパントリーに水や食料を置いています。

それぞれの防災グッズの置き場としておすすめの場所を詳しく紹介していきますね。

持ち出し用防災グッズ置き場のおすすめ

持ち出し用防災グッズ置き場におすすめなのは、玄関やリビングなどです。

災害が起きた時に持って外に出るため、手に取りやすいところが安心ですよね。

おすすめは3か所です。

玄関

  • 玄関は防災グッズをすぐに持ち出せる場所として理想的
  • 避難時は靴を履いて出ていくので、すぐに取り出して避難できる
  • 家族全員が把握しやすい場所

リビング

  • 家にいる時はくつろいだり、ご飯を食べたりする時間もわりと多いのでおすすめ

寝室

  • 夜間に災害が起きる可能性もあるので、寝室に懐中電灯やラジオを置いておくのも良い

我が家ではありませんが、私の友人が枕元に家族1人ずつの防災リュックを置いていると言っていました。

寝ている時に地震が起きたら100%あわててしまいそうなので、常に枕元に置いておくといいかもな~と悩んでいます。

備蓄用防災グッズ置き場のおすすめ

備蓄用防災グッズ置き場におすすめなのは、キッチンやクローゼットなどのスペースが確保できる場所です。

こちらもおすすめは3か所です。

キッチン

  • キッチンは、食料品や飲料の備蓄に適した場所
  • 缶詰や乾物などの賞味期限の長い食料品の近くに非常用のものも置いておくと、定期的に期限を確認できる
  • 賞味期限をマスキングテープに書いて貼っておくのもおすすめ

クローゼット

  • 衣類や毛布を備蓄するのに適した場所
  • 季節ごとに必要な衣類や毛布を備えておくと良い
  • 防寒着や毛布などは、圧縮袋に保管するとかさばらず便利♪

物置

  • 物置があるお家は少ないかもしれないけど、階段下の収納やガレージがあるなら発電機やキャンプ用品など大きいものを置いておける

災害の食料品の備蓄には最低3日分、長くて1週間分が必要と言われています。

備蓄用は過剰な準備はせずに、ローリングストックがおすすめなんです。

『ローリングストック』ってなんですか?

『ローリングストック』とは、普段から少し多めに食料品を買っておき、使ったら使った分だけ買い足していくことで、常に一定量の食料を備蓄しておく方法のことです。

災害用に買った保存食は、食べ方を知らないと災害時に食べられないなんてこともあり得ますよね。

それを防ぐためには、期限が切れる前に食べてみて、またその分を買い足すというサイクルが良いのではないでしょうか。

防災グッズは分散して保管もおすすめ

災害にはいろいろなパターンがあるため、防災グッズは1ヶ所に限らず2ヶ所以上に分散することもおすすめです。

地震の時は自宅が倒壊しても取り出せる屋外の物置、洪水の時は浸水のおそれがあるため2階…などがあります。

我が家の屋外の物置…現在は使っていない植木鉢と外遊びの道具だらけなので、有効活用したいところです。

ハザードマップを見ながら、自宅にどのような災害が影響するのかを調べても良いですよね。

合わせて避難場所の再確認もできて、一石二鳥です♪

防災グッズの定期的な点検も大事!

防災グッズは、買って準備しただけで満足せず、定期的な点検が大事です。

  • 食料品や医薬品…期限があるので、期限が切れる前に交換が必要
  • 持ち出し用防災リュックの中身…使用してなくても劣化や破損のおそれがある

定期的に点検することで、食べ方や使い方もわかってバンザイですよね!

この点検は、ぜひお子さんと一緒にやってみてください。

家族みんなの防災意識が高まり、緊急時に冷静な判断ができたり、安全な環境づくりができたりします。

防災グッズの管理を簡単にするためには、防災グッズの保管リストを作るのも良いと思います。

リストを作成すると、「実は足りなかった!」なんて物が出てくるかもしれません。

食料品の賞味期限もリストに書いておいたら良さそうですね!

確かに、無駄にならずに管理しやすくなりますね♪

我が家で点検を行った結果、だいぶ昔に入れたであろうおしりふきが、カピカピの状態で出てきた経験があります。

子供の成長などで、当時入れていたものが不要になることもあると学び、反省しました。

一軒家での置き場所を紹介しましたが、「持ち出し用」・「備蓄用」の他に「持ち歩き用」として、防災グッズをポーチに入れて携帯するのも良いですよ!

こちらの記事では、女性の「持ち歩き用」として準備する防災グッズについて書かれています。

通勤・通学やおでかけの時の参考にしてみてはいかがでしょうか。

防災グッズの置き場所として車は?

防災グッズの置き場所を車に設定すれば、車中泊ができたり、車で移動中の災害にも対処できたりします。

日本では1年通して気温の変動があるので、季節が変わる時に中身を見直す必要も。

私の車は軽自動車で、後ろのスペースもせまいので、ものすごくコンパクトにまとめないと普段の買い物で困りそうです。

今は車に防災グッズを積んでいないので、これを機に厳選したいと思います!

車に保管する防災グッズのおすすめ10選!

車に保管する防災グッズのおすすめは、防寒グッズや脱出ハンマーなどです。

省スペースのために厳選した10選はこちらです。

車のおすすめ10選
  1. 水と食料(長期保存可能なもの)
  2. 手回し式充電器
  3. 衛生用品(マスクや消毒液、お手ふきなど)
  4. 応急処置道具(ばんそうこうやガーゼ、消毒液など)
  5. 防寒対策グッズ(ブランケット、アルミシートなど)
  6. 簡易トイレ
  7. 懐中電灯
  8. ゴミ袋(いろいろ使える)
  9. 軍手
  10. 脱出ハンマー(緊急時用)

あくまでおすすめ10選なので、必要に応じて足してくださいね。

中には自宅に置いてある持ち出し用の防災グッズと同じものもありますが、脱出ハンマーなど車ならではの防災グッズもあります。

豪雨にみまわれた時に洪水で浸水することも考え、私も脱出ハンマーを購入しました。

運転席のシートベルトの近くに固定して、災害時にすぐ使えるようにしています。

車が地震によって倒壊した建物の下敷きになった時を想定し、ホイッスルもあった方がいいのかなと思いました。

いろいろな災害を想定して、あなただけの防災グッズを厳選してみてください!

車に防災グッズを保管する際の注意点とは?

車に保管する際は、車内温度の変動に対応することが大事です。

主な注意点はこちら!

  • 高温多湿のため収納ケースを頑丈なものにする
  • 夏は車内温度が非常に高温なので、食品や電子機器の劣化に注意
  • 冬はエンジンを切るので、冷え込みを考えて防寒対策が重要
  • 1年の気温変化がかなりあるので、季節ごとの見直しや点検が必要

車内の温度変化が激しいから車中泊も大変そうです~。

確かに大変ですが、いざ車中泊せざるを得ない状況になった時に防災グッズがあれば、なんとかなりそうな気になります。

車の中でおすすめな置き場所とは?

車の中ではスペースが限られているため、トランクや後部座席などに分散して収納するのがおすすめです。

家の中でも車の中でも『分散』が合言葉ですね。

どこに何を置けば良いのか迷ったあなたは、こちらを御覧ください!

トランク

  • トランクはスペースが広く、重い物や大きなアイテムを収納するのに適している
  • ただし、トランク内は高温になることがあるため、温度に敏感なアイテム(医薬品や食品など)は避けるべき

後部座席

  • 後部座席はアクセスしやすく、特に家族で移動する際には便利
  • すぐに取り出せるように軽量の防災グッズを置くと良い

運転席周辺

  • 運転中にすぐ必要になるアイテム(懐中電灯や手回し式充電器など)は、運転席のボックスやドアポケットに収納するのがおすすめ

ダッシュボード

  • 小型のアイテム(ホイッスルや小型ラジオなど)は、ダッシュボードに置くことができるが、運転中に視界を邪魔しないように注意が必要

持ち出し用の防災リュックをトランクに入れて置くのかな…なんて思っていましたが、「なるほど、分散させればいいのか!」と目からうろこでした。

これで私のごくせま軽自動車でも、『分散の術』を使えばいろいろな防災グッズの置き場所を決められそうです。

車に防災グッズを備えて置くだけで、災害時に車中泊を選んだ時の安心感が高まりますよ!

防災グッズで本当に必要なものとは?

防災グッズで本当に必要なものとは、生死を分けるほど重要な水や食料をはじめ、照明器具や防寒具など様々です。

我が家にある防災リュックは、いろいろなグッズがセットになったものです。

『本当に必要なもの』がわかっていたら、自分で集めて好きなリュックに入れられたのにな~なんて思っちゃいました。

少なすぎず多すぎない、ほどよい量の『本当に必要なもの』10選をあなたに紹介します。

防災グッズで本当に必要なもの10選!

防災グッズで本当に必要なものは、生きる上で必要な水や食料、情報収集や連絡に必要なスマートフォンの充電に使うモバイルバッテリーなどです。

防災士や実際の経験者による意見を元に紹介します。

本当に必要なもの10選
  1. 飲料水
  2. 食料品
  3. モバイルバッテリー
  4. 簡易トイレ
  5. 照明器具(LEDライトやランタン)
  6. 衛生用品(マスクや消毒液)
  7. 救急セット
  8. 防寒具(ブランケットなど)
  9. 現金・身分証明書
  10. 防災ラジオ

1つ1つ細かく説明していきますね。

飲料水

生きていくために必ず必要なものです。

大人1人で1日3リットルを目安にし、最低でも3日分(9リットル)は準備しましょう。

食料品

調理不要で長期保存可能な食料品(缶詰、乾パン、レトルト食品など)を人数分、3日分用意します。

モバイルバッテリー

情報収集や連絡手段として欠かせないスマートフォンの充電手段として重要です。

避難生活を送った方で、スマートフォンの電池が減っていくと不安になっていくという意見もありました。

簡易トイレ

災害時にトイレが使えないことが多く、簡易トイレやトイレシートはかなり重要です。

女性や子供のいる家庭では、多めの準備が安心かもしれません。

照明器具(LEDライトやランタン)

停電時や夜間の行動に必須アイテムです。

LEDだと省エネで長持ちするので、非常用にもってこいですよ。

キャンプで使っているLEDライトは、モバイルバッテリー内蔵なので、災害時にも活躍するに違いありません!

衛生用品(マスクや消毒液)

感染対策として必須なグッズです。

水道が出ない時に消毒液は重宝しそうですね。

救急セット

ばんそうこうや包帯などの基本的な救急用品があれば応急処置ができます。

持病があるときは常備薬もお忘れなく!

防寒具(ブランケットなど)

冬場の避難生活では特に防寒対策が大事ですよね。

アルミブランケットや寝袋、携帯カイロなどもあると便利です。

現金・身分証明書

電子決済が浸透していますが、使えない場合もあるので現金の準備は重要です。

10円玉を多く用意すれば、スマートフォンが使えない時に公衆電話を使えます。

防災ラジオ

情報収集のために重要なアイテムなので、1つはあると良いですよ。

なかには、充電器として使えるものもあります。

こちらにあげた10選の他に、「あったらよかった!」と意見が出たグッズも紹介しますね。

それは、ブルーシートやロングスカートです。

特に女性に向けて声を大にして伝えたい!

なぜかって、避難所では着替える時に目かくしになるようなものがなく、その代わりに使えるからです。

ロングスカートだと授乳ケープの代わりにもなるし、かさばらないです。

ウエストがゴムになっている安い物で十分ですよ!

防災グッズで本当に必要なものを見たあなたは、反対にいらないものも気になりませんか?

経験者が語る本当にいらないもの5選!

実際に避難生活を送った方々があまり役に立たなかったものは、コンパスやカップ麺などです。

災害にあったことがないと、何が本当に必要か不要か想像しにくいですよね。

持ち出し用の防災リュックに入れられる量は限られています。

だったらいらないものは取りのぞいてしまいましょう!

いらないもの5選
  1. コンパス:避難所や自宅への道を知っていることが多いので、実際はあまり必要ない
  2. ロープ:救助する時や避難でも役に立つとされているが、難易度が高くて誤った使い方をすると危険なため優先度は低い
  3. カップ麺:お湯が必要なので停電や断水時には作れず、缶詰や乾物などの食料の方が実用的
  4. 手回しラジオ:情報収集に役立つが、手回しで充電するのが面倒になって実際には使用しないことが多い
  5. 携帯浄水器:ペットボトルの備蓄があれば、それで十分

避難生活を送ってみて、実際に「本当にいらないもの」と感じた防災グッズを口コミから集めてみました。

手回しラジオ、私の持ち出し用リュックの中に入ってますね…。

点検の時に回して発電しながらラジオを聞きましたが、聞ける時間はほんのわずかだったという記憶があります。

言われてみれば思わず納得してしまうものばかりですよね。

このような本当に必要なものやいらないものをふまえた上で、あなたにとって最適な防災グッズを選んでみてください!

まとめ

  • 一軒家では、「持ち出し用」の置き場は玄関やリビングなど、「備蓄用」は置き場はキッチンやクローゼットなどがおすすめ
  • 車での置き場はトランクや後部座席、ドアポケットなどに分散し、脱出用ハンマーや防寒グッズなどが必要
  • 本当に必要な防災グッズは、生きていくために欠かせない飲料水や食料品、スマートフォン充電のモバイルバッテリーなど

今回は、一軒家での防災グッズの最適な置き場や車への保管ポイント、本当に必要な防災グッズを紹介しました。

防災グッズは1回準備したら終わりではなく、しっかり点検も必要です。

家族みんなで点検を行い、避難経路の確認や防災グッズの使い方などアップデートしていけたらいいですよね!

こちらは、本当に必要なものとして取り上げたものが入っていて、さらに目かくしポンチョまで入った防災グッズのセットです。

3人分の防災グッズでリュックは2つ、リュックの色は4色から好きな組み合わせで選べます!

3人分の水は重たすぎるので、ネット購入で一軒家のおうちに配達してもらいましょう。

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