iPadでイラストを描きたい人におすすめ機種を紹介していきます。
憧れのデジタルイラストにチャレンジするために新しくiPadを導入したい!
でもiPadって種類がたくさんあるみたいだし、どれを買えばいいの?
そんな人は少なくないのではないかと思います。
- iPadでイラストを描くのにおすすめ機種は?
- iPadでイラストを描くのに適した容量や画面サイズなどは?
- iPadで絵を描くために必要なアプリや周辺機器などは?
これからiPadを探す人は、このような事でお悩みではありませんか?
- イラストを描くためだけならiPad第10世代が一番のおすすめ機種だが、使い方や好み、予算などによっておすすめ機種は変わってくる
- iPadでイラストを描くのに適した容量は64GB以上、画面サイズは13インチか11インチである
- iPadで絵を描くには、他にアイビスペイントXというアプリやApple Pencilやペーパーライクフィルムを用意すると良い
iPadは安い買い物とは言えませんから、あなたにピッタリの機種を選ぶお手伝いをしたいと思います。
多くの方にご満足いただけるのはiPad第10世代です。
標準的なモデルかつ一番安価なモデルで、あなたのイラストデビューをお手伝いします!
楽天なら買い回りキャンペーン中は高額商品を買うともっとポイントが貯まってお得ですよ。
iPadでイラストを描くのにおすすめ機種は?
イラストを描くためだけであればiPad第10世代が一番のおすすめ機種となりますが、使い方や好み、予算などによっておすすめ機種は変わってきます。
Apple社のiPadには、大きく分けて、iPad Pro、iPad Air、iPad、iPad miniの4種類があり、それぞれ以下のような特徴があります。
(ピンクのマーカーをつけたものが現在の最新のモデルになります)
iPad Pro 最も高い性能を持つモデル | iPad Air 軽量かつ画面サイズの大きいモデル | iPad 標準的なモデル | iPad mini 最小のモデル |
---|---|---|---|
13インチiPad Pro(M4) | 13インチiPad Air(M2) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) |
11インチiPad Pro(M4) | 11インチiPad Air(M2) | iPad(第9世代) | iPad mini(第5世代) |
12.9インチiPad Pro(第6世代) | iPad Air(第5世代) | iPad(第8世代) | iPad mini(第4世代) |
12.9インチiPad Pro(第5世代) | iPad Air(第4世代) | iPad(第7世代) | iPad mini(第3世代) |
12.9インチiPad Pro(第4世代) | iPad Air(第3世代) | iPad(第6世代) | iPad mini(第2世代) |
12.9インチiPad Pro(第3世代) | iPad Air(第2世代) | iPad(第5世代) | |
12.9インチiPad Pro(第2世代) | iPad Air(第1世代) | ||
12.9インチiPad Pro(第1世代) | |||
11インチiPad Pro(第4世代) | |||
11インチiPad Pro(第3世代) | |||
11インチiPad Pro(第2世代) | |||
11インチiPad Pro(第1世代) | |||
10.5インチiPad Pro | |||
9.7インチiPad Pro |
一概にどれがベストというのは難しいので、ご自身に合うモデルを選んでくださいね。
4種類の最新機種を紹介しながら、それぞれのおすすめポイントを書いていきます。
iPad第10世代は一番安価で一番おすすめ
iPad第10世代は、数あるiPadの中で一番標準的で安価な最新モデルなのでおすすめです。
イラストを描くだけであればiPad第10世代でも充分おすすめ機種と言えます。
4種類の中で一番安価なので、予算を抑えつつしっかりとした性能を求める人におすすめです。
標準的なモデルなので、初めてiPadを持つ人にも良いかと思います。
価格は58,800円(税込)からとなっています。
13インチiPad Pro(M4)は遅延がほとんどなくテンポよく描ける
より高精度な作業や動画制作などの高スペックが必要な作業も行う場合、またはストレスなく描きたい場合はiPad Proがおすすめ機種となります。
リフレッシュレートが120Hzと高いので、ペンで描いてから描画されるまでの遅延がほとんどなく、イラスト制作時のストレスがありません。
私はリフレッシュシートというものを知らなかったのですが、60Hzの描画の様子を見ると、描けなくはないけどテンポよく描くには少し気になるかなという感じでした。
のんびり描くぶんにはそんなに気にならないと思います。
高スペックな分、価格は4種類の中で一番高額になっています。
価格は218,800円(税込)からとなっています。
11インチiPad Air(M2)は軽量かつ大画面
勉強などの作業もしたい場合や持ち運びも考えるのであれば、軽量でサイズも充分なiPad Airがおすすめ機種と言えるでしょう。
特に学生さんなどには最適かもしれません。
iPad Proを買うほどでもないかなという方には、こちらを選んでみてはいかがでしょうか。
iPad Air(M2)はフルラミネーションディスプレイ※が搭載されているので、より紙に直接描いているような感覚を体感できます。
※液晶パネルとカバーガラスの間を圧着する加工がされているディスプレイのこと。ペン先とディスプレイの線とのズレが少なくなる
価格は98,800円(税込)からとなっています。
iPad mini第6世代は一番コンパクト
持ち運びなどコンパクトさに重きを置く場合や簡単なイラストを描く場合であれば、iPad miniという選択肢もおすすめです。
風景のスケッチやカフェでのイラストなど、外出先での作業に適しています。
単行本的な大きさなので、漫画などをよく読む方にも向いているでしょう。
私のように、小さいものにときめく人にもおすすめ機種と言えます!
ただし、例えばお使いのスマートフォンがiPhone 15 Pro Maxの人は画面が6.7インチと大きく、8.3インチのiPad miniを持つ意味が薄れてしまうかもしれません。
価格は84,800円(税込)からとなっています。
iPadでイラストを描くのに適した容量や画面サイズなどは?
iPadでイラストを描くのに適した容量は64GB以上、画面サイズは13インチか11インチです。
とは言っても、容量は64GB以上あればより安心ですし、画面サイズも全員が大画面の方が描きやすいとは限りません。
私のように、画面が大きい端末の方が描きやすいけど、小さい端末の方が描く頻度が高いという人もいると思います。
ですので、ここに書いた内容に加えて、ご自身の好みを加味して選んでいただくことになると思います。
機種を選ぶポイントを、容量・画面サイズ・価格の3つの点からもう少し詳しく見てみましょう。
容量は最低の64GBでも充分だが余裕を見ても良い
13インチiPad Pro(M4) | 11インチiPad Air(M2) | iPad(第10世代) | ini(第6世代) |
---|---|---|---|
256GB 512GB 1TB 2TB | 128GB 256GB 512GB 1TB | 64GB 256GB | 64GB 256GB |
それぞれのモデルでは、上記の容量が選べます。
iPadをイラスト作成のみに使う場合、64GBの容量で充分です。
ですが、少し余裕をもって128GBや256GBあたりのストレージを選択しておくと安心です。
iPadで絵を描く場合、作成したものを保管するための追加スペースも考えておかなければなりません。
イラストを端末内で保存する場合、1枚あたり約500KBの容量が必要です。
同じイラストでも保存形式によってデータサイズは変わってきます。
私はよくハガキサイズでイラストを描くのですが、このjpg形式のイラストで424KB、IPV形式で2.15MBでした。
レイヤー(透明の紙のようなもの)をたくさん使用していたり、色をたくさん使っていたりするイラストはサイズが大きくなります。
画面サイズは13インチや11インチが大画面で描きやすい
13インチiPad Pro(M4) | 11インチiPad Air(M2) | iPad(第10世代) | iPad mini(第6世代) |
---|---|---|---|
13インチ 11インチ | 13インチ 11インチ | 10.9インチ | 8.3インチ |
iPadの画面サイズは、イラストの描きやすさや、持ち運びのしやすさに影響します。
細部まで書き込む人や、描きやすさを重視したい人は、最大の13インチや11インチがおすすめです。
持ち運びを重視する人は、いつも使うカバンのサイズに合わせて選ぶのも良いと思います。
参考までに、13インチはA4サイズ、11インチはB5サイズ、iPad miniはA5サイズと同程度のサイズ感になります。
価格は新品で6万~22万程度と幅広い
iPad Pro 13インチ(第7世代) | iPad Air 13インチ(第6世代) | iPad(第10世代) | Pad mini(第6世代) |
---|---|---|---|
218,800円(税込)~ | 128,800円(税込)~ | 58,800円(税込)~ | 84,800円(税込)~ |
価格はみなさんの予算次第になってきます。
iPadは高価なので、予算と相談しつつ無理のないモデルを選ぶのが良いと思います。
絵を描くだけであれば必要最低限のスペックがあればいいので、予算があまりない方は型落ち商品を選ぶのも賢い選択だと思います。
逆に最高スペックを買っておいて長く愛用するのも良いでしょう。
iPadで絵を描くためのアプリや周辺機器などは?
iPadで絵を描くにはiPadの他に、アイビスペイントXというアプリやApple Pencilやペーパーライクフィルムを用意するのがおすすめです。
アプリは絵を描くのに必須です。
Apple Pencilはあった方が細かい作業がしやすいと思います。
ペーパーライクフィルムはあれば書き心地がアップします。
以下で詳しく見ていきましょう。
アプリは初心者ならアイビスペイントXがおすすめ
おすすめのアプリを3つ紹介します。
- アイビスペイント X
お絵描きといえばアイビスという人も多いのではないでしょうか。
実際私がいつも使っているアプリはこのアイビスペイントXですし、今まで出会った絵を描く人たちもみんなアイビスペイントX利用者でした。
無料で利用できる割に高機能で、私は不便を感じたことはありません。
初心者に優しいアプリなのかもしれませんね。
有料版のibisPaintもあり、無料版では画面上下に広告が表示されたり特定のブラシ使用時に広告を視聴する必要があるのですが、有料版ではこれがありません。
有料版も1日1時間まででしたら無料で試せるようですよ。
iPad、iPhone、Androidスマートフォン・タブレット、Windowsパソコンに対応しており、ギャラリーはクラウド同期が可能なので大変便利です。
出先でスマホに簡単に描いたイラストの仕上げを家でゆっくり、などは私もしたことがあります。
- CLIP STUDIO PAINT
CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)は、クリスタの愛称で知られる、絵描きさんにはお馴染みのアプリです。
Apple Pencilの使用にも最適化されており、描き味が自然で細かなニュアンスを表現できるので、本格的に絵を描く方やイラストレーターに人気なアプリです。
聞くところによると、専門学校などで導入されているのだとか。
そのおかげでしょうか、本格的に絵を描く人はCLIP STUDIO PAINTを利用している人が多いイメージがあるようです。
iPad、iPhone、macOS、Windowsと幅広いデバイスに対応しているので、スマホやパソコンでも絵を描くという人には便利だと思います。
ユーザーが作ったオリジナルペンをダウンロードして使用することもできるそうです!
- Adobe Illustrator iPad版
上の二つとは少し違ってくるのですが、デザインであればこちらをおすすめします。
絵を描くというよりは、スタイリッシュな画像を作成するのに向いています。
パソコンでもイラスト制作を行う方にもおすすめです。
PC版Illustratorがあるので、互換性を考えると持っておいて損はないように思います。
経験談なのですが、オリジナルグッズを作る際、データ入稿がAI形式であることが時々あり、そういう時はAdobe Illustratorがあるといいなぁと思うことがあります。
IllustratorはPhotoshopと混同されることも多いですよね。
Illustratorが線や図形を組み合わせたデザイン・レイアウト作成が得意なのに対し、Photoshopは色彩調整や合成、切り抜きなど繊細な画像加工に使用されます。
PhotoshopもiPad版があるようですよ。
Apple Pencilはあった方が描きやすい
指で描く派の人も案外多いようですが、私はやっぱりペンがあった方が描きやすいと思います!
Apple Pencilには4種類のモデルが存在します。
選び方としては、ほぼ本体に対応しているものになると思います。
Apple Pencil Pro | Apple Pencil(第2世代) | Apple Pencil(USB-C) | Apple Pencil(第1世代) |
---|---|---|---|
21,800円(税込) | 21,800円(税込) | 13,800円(税込) | 16,800円(税込) |
13インチiPad Pro(M4) 13インチiPad Air(M2) 11インチiPad Pro(M4) 11インチiPad Air(M2) | 12.9インチiPad Pro (第3世代、第4世代、第5世代、第6世代) 11インチiPad Pro (第1世代、第2世代、第3世代、第4世代) iPad Air (第4世代、第5世代) iPad mini (第6世代) | 13インチiPad Pro(M4) 12.9インチiPad Pro (第3世代、第4世代、第5世代、第6世代) 11インチiPad Pro (第1世代、第2世代、第3世代、第4世代) 13インチiPad Air(M2) 11インチiPad Air(M2) iPad Air (第4世代、第5世代) iPad(第10世代) iPad mini(第6世代) | 12.9インチiPad Pro (第1世代、第2世代) 10.5インチiPad Pro 9.7インチiPad Pro iPad Air (第3世代) iPad (第6世代、第7世代、第8世代、第9世代、第10世代) iPad mini (第5世代) |
4種類の違いは、長さ、重心、および表面の肌触りなどのようで、重量と直径は同じです。
第1世代は滑りやすい素材、第2世代はマットな素材で指が滑りにくくなっており、長さも約1cm短くなり持ちやすいようです。
Apple Pencil ProとApple Pencil(第2世代)はワイヤレスでのペアリング充電が可能になり、充電の利便性が上がっています。
Apple Pencilが高価すぎると感じる人は、他社のペンの購入も考えるかと思います。
その際、Apple Pencil ProとApple Pencil(第2世代)以外は筆圧感知機能がないことも考慮しましょう。
勉強やメモならともかく、絵を描くのであれば筆圧感知はあった方が良いです。
公式サイトにはiPadのモデルを選ぶだけで使えるApple Pencilが表示されるツールがあるので、まずはお目当ての(またはお持ちの)iPadの機種から選んでみましょう。
ペーパーライクフィルムで描き心地アップ
画面保護の観点と描き心地の向上のため、ペーパーライクフィルムも是非揃えたいところです。
ペーパーライクフィルムとは、iPadの画面を紙のような質感にする保護フィルムです。
一般的な保護フィルムと比べザラザラしており、これがイラストを描く時に摩擦となって細かいコントロールがしやすく描き心地がよくなります。
目の疲れを軽減する効果や、耐久性もあるようです。
ペーパーライクフィルムには上質紙タイプとケント紙タイプがあります。
上質紙とはコピー用紙として馴染みの深い紙で、どちらかというと少し荒いテイストです。
ケント紙とは漫画原稿用紙や名刺やカレンダーなどに使われる紙で、比較的ツルツルしています。
私はケント紙タイプのフィルムを利用しています。
サラサラとイラストが描けますよ。
どちらにせよ保護フィルムを貼る人は多いと思いますので、絵を描くのであればペーパーライクフィルムを選ぶことをおすすめします!
(※記事内で紹介した商品の値段は2024年8月時点のものです)
まとめ
- イラストを描くためだけならiPad第10世代が一番のおすすめ機種だが、使い方や好み、予算などによっておすすめ機種は変わってくる
- iPadでイラストを描くのに適した容量は64GB以上、画面サイズは13インチか11インチである
- iPadで絵を描くには、他にアプリやApple Pencilやペーパーライクフィルムを用意すると良い
趣味程度に絵を描くのか、デザイナーなど本格的に絵を描いていくのかによって、おすすめ機種も異なります。
ベストな機種を見つけて、イラストを描くのを楽しんでくださいね!
私はよく子供に「おえかきしたい」と端末を取られるので、子供用にiPadを買い足すのもありかなぁと思っています。
一番おすすめの機種はiPad第10世代です。
安価なのでデジタルイラストを始めるハードルが低いですよ。
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