富士山は登山初心者でも日帰りできる?!おすすめルートや成功率をあげるコツも徹底解説!

今回は、富士山は登山初心者でも日帰りできるのかと、おすすめルートや成功率をあげるコツも徹底解説します!

富士山に登りたいあなたは、こんなことを不安に感じていませんか?

  • 富士山は登山初心者でも日帰りできる?
  • 富士山の登山初心者ならどのルートが良い?
  • 富士山は登山初心者だと成功率はどのくらい?

日本人なら1回くらいは登っておきたいと思いますよね。

私も登山が好きですが、まだ富士山には登ったことがありません!

この記事でわかること
  • 富士山は登山初心者でも日帰りはできるが、しっかり準備してルートを選んで登った方が良い
  • 富士山の登山初心者なら、登山道が整備されていて休憩所やトイレも多い「吉田ルート」がおすすめ
  • 富士山の登山初心者の成功率は、50〜60%ほどと言われているが、ツアー利用や万全の準備で成功率は上げられる

登山は自然の中でリフレッシュできて、とても気持ち良いですよね。

いつか私も富士山に登るかもしれないので、勉強も兼ねて調べてみました♪

トレッキングポールがあると、体への負担が軽減して登山がグッと楽になりますよ♪

楽天・Amazon・Yahooそれぞれのサイトで付属のパーツも違うので、お好みを見つけてくださいね。

ネットショップなら送料無料でポイントも貯まっちゃいます!

富士山は登山初心者でも日帰りできる?

富士山は登山初心者でも日帰りはできますが、しっかり準備してルートを選んで登りましょう。

本当に登山初心者だった場合、そもそも山に泊まること自体あまり考えないかもしれませんね。

富士山に登ろうとした場合、日帰りか山小屋宿泊かを選ぶことになります。

仕事などで忙しい人は、日帰りなら1日で富士山を楽しめるので魅力的ですよね。

富士山にはルートが色々あるので、日帰りの場合は山頂までの距離が短いコースがおすすめです。

登山初心者でも日帰りで登れるならその方が良いな♪

登山は体力も必要なので安易に決めず、日帰りの注意点を理解したうえで予定をたてましょう。

日帰りできるなら日帰りしたい、という気持ちはよくわかるんですが、登山って疲れるんですよ(笑)

もちろん体力面だけではなく、高山病や滑落のリスクもあるので、山をなめてはいけません!

日帰りのメリットとデメリットから解説していきます。

日帰りのメリットとデメリット

忙しい人でも日帰りなら1日で富士山を楽しめるのはメリットですが、高山病のリスクが上がり時間的余裕もないのがデメリットです。

日帰りでも、山小屋宿泊でもそれぞれメリットとデメリットがあります。

それぞれの特徴を理解して予定を立てるのがおすすめですよ!

日帰りのメリット
  • 忙しい人でも1日あれば富士山に登頂して下山できる
  • 山小屋の宿泊費がかからない
  • 宿泊しない分、装備が軽くて済む
日帰りのデメリット
  • 時間的に余裕がないのであまりゆっくりできない
  • ご来光は見ることができない
  • 短時間で登るため、高山病のリスクが高くなる

日帰りだと時間的に短いだけでなく、宿泊費を節約できて装備も軽めにできます。

その代わり、一気に登るため急激に標高が上がり、高山病のリスクが高くなります。

日帰りだと予想外の体調不良などの想定外の事が起きた場合でも、時間があまりないため柔軟な対応ができません。

体調が悪くなってしまった場合には、勇気を持って下山しましょう。

また、日帰りだとご来光は見れないため、ご来光目当てで登る場合は山小屋宿泊を選びましょう。

仕事で1日しか休みが取れないし、ご来光は見れなくてもいいから登りたい、という忙しい方には日帰りはおすすめです。

ちなみに山小屋宿泊が環境的に合わないと思う方も、日帰りを検討しても良いかもしれません。

山小屋宿泊のメリットとデメリットも紹介するので、両方を考慮して選ぶと良いと思います!

山小屋宿泊のメリットとデメリット

山小屋宿泊は山頂からご来光を見られるのがメリットですが、最低でも2日間必要で山小屋環境に合わないと辛いのがデメリットです。

富士山の山頂からご来光を見たい場合は、日帰りだと時間的に間に合わないため山小屋宿泊を選びましょう。

山小屋はホテルではないのと、ちょっと特殊な環境なので合わない人は合わない可能性が高いです。

山小屋宿泊のメリット
  • 山頂からご来光が見られる
  • 時間的に余裕があるので、体力に不安がある人でも安心
  • 山小屋でしっかり休んでから下山することができる
山小屋宿泊のデメリット
  • 宿泊費がかかってしまう
  • 他人と相部屋、雑魚寝になることがある
  • 時間的に2日間確保する必要がある
  • 山小屋のトイレも水洗ではない

何といっても山頂からのご来光が見られるのが一番のメリットですね!

宿泊なので、登りで疲れ果ててしまっても、山小屋で休んでから翌日ゆっくり下山できますよ。

ただ宿泊する分、2日間の休日の確保が必要です。

また、富士山の山小屋は特に混雑することも多いため、他人と相部屋・雑魚寝だと思っておいた方が良いです。

そして富士山に限らずですが、山に水洗トイレはほぼありません。

バイオトイレといって微生物が分解するようなタイプが多いので、臭いがキツかったり、ウォシュレットも当然のようにありません。

富士山以外の山小屋には何度か泊まったことがありますが、苦手な人はストレスがかかってしまうかなと思いました。

それでも山頂で見るご来光はどの山も本当に感動するので、頑張って泊まってみても損はないと思いますよ!

日帰りと弾丸登山は何が違うの?

日帰りは日の出後に登山開始しますが、弾丸登山はご来光目当てで夜間に登山することをそのように呼ぶことが多いです。

弾丸登山は夜間で大変危険な登り方なので、絶対にやめましょう!

山小屋に泊まらずに、ご来光を見ようとする目的で弾丸登山をしてしまう人が後を絶たないようです。

では何がそんなに危険なのでしょうか?

弾丸登山が危険な理由

低体温症】

夜間は日中より気温も低いため、体力の低下や低体温症になるリスクが高い。

落石・滑落

夜間は足元が暗く、周りも見通しが悪いため滑落事故や怪我のリスクが高まる。

登山渋滞

弾丸登山者による登山道の渋滞で、混雑で事故や怪我につながる場合がある。

高山病

深夜の登山で睡眠不足な場合が多く、高山病にもなりやすい。

当たり前ですが、山には電気がないので夜間は真っ暗です。

ライトを持って登っても日中に比べれば明らかに視界が悪いので、事故や怪我のリスクは非常に高いです。

万が一何かあっても、山の中ではすぐに救助してもらえません。

実際に富士山よりずっと低い山で山岳救助の現場を見たことがありますが、それでも登山道を担架で運ぶのはとても大変そうでした。

日中に登っても色々なリスクはありますが夜間はさらに危険なので、日の出後に登山を開始しましょう。

日があたる時間帯なら体も温まりますし、登山中の景色も楽しめますよ♪

日帰りの場合でも、あまりにも軽装備な登山者が問題視されているので、防寒着などもしっかり準備して登りましょうね。

富士山の登山初心者ならどのルートが良い?

富士山の登山初心者なら、登山道が整備されていて休憩所やトイレも多い「吉田ルート」がおすすめです。

富士山を登るルートは主に4つあり、それぞれ難易度やかかる時間も異なります。

  • 一番人気で登山初心者におすすめの吉田ルート 
  • 最も高い標高からスタートする富士宮ルート
  • 緑に囲まれた樹林帯の須走ルート
  • 経験者向けで最長の御殿場ルート

また、登山道によって開通期間が異なる場合もあるため、ルート自体が使えるかどうかも必ず確認してから選びましょう。

登山シーズンは、例年7月上旬〜9月上旬までが開山期間となることが多いようです。

それでは4つのルートをそれぞれご紹介します!

一番人気で登山初心者におすすめの吉田ルート

吉田ルートは山梨県側から山頂を目指すルートで、山小屋やトイレも多く、登山口に売店も多いので登山初心者にはおすすめのルートです。

吉田ルートの登山道には山小屋が多いので、山小屋宿泊の人にもよく使われています。

実に登山客の半数以上が吉田ルートを使っているそうですよ!

登山口の標高2,305m(富士スバルライン五合目)
標準登山時間【登り】約6時間 【下り】約4時間
距離【登り】約6.8km 【下り】約7.0km
登山道と下山道登山道と下山道は別
本八合目〜山頂の区間は須走ルートと共用
登山道の状態六合目まではほぼ平坦
六合目〜七合目まではやや平坦でジグザグした道
七合目以降はやや岩場
山小屋登山道には山小屋が多いが、下山道にはない
登山口までのアクセス河口湖駅や富士山駅からの登山バスの本数も多い
東京・横浜方面からのバスもある
マイカー規制あり
期間中は、富士山パーキングよりシャトルバス
登山口の利便性売店5軒、公衆トイレ、登山情報提供施設あり
登山道の混雑混雑する
特に本八合目以降は須走ルートとの合流でさらに混雑
救護所五合目(登山期間中)、七合目・八合目(一部登山期間中)
登山道からのご来光五合目以上で見える
※2024年11月現在の情報です。

登山口までのアクセスもよく、登山口に売店やトイレもあるので人気のルートです。

救護所も一番多く設置されているので、安心して登ることができますね♪

混雑も予想されますが、登山初心者なら吉田ルートから始めてみてはいかがでしょうか。

最も高い標高からスタートする富士宮ルート

富士宮ルートは静岡県側から山頂を目指すルートで、一番標高が高いところから出発するため山頂までの距離が短くなります。

スタートの標高が高いため、日帰りにもよく使われるルートです。

吉田ルートに次いで登山客の多いルートですよ♪

登山口の標高2,380m(富士宮口五合目)
標準登山時間【登り】約5時間 【下り】約3時間
距離【登り】約4.3km 【下り】約4.3km
登山道と下山道登山道と下山道は全区間同じ
登山道の状態全体的に岩場が多い
山小屋合目ごとに山小屋がある
登山口までのアクセス御殿場駅、新富士駅、三島駅、静岡駅から登山バス
マイカー規制あり
期間中は、水ヶ塚公園駐車場よりシャトルバス
登山口の利便性仮設売店1軒、仮設トイレ、公衆トイレ、登山情報提供施設あり
登山道の混雑混雑する
山頂付近は渋滞の可能性あり
救護所八合目(一部登山期間中)
登山道からのご来光場所により富士山の稜線から見える
※2024年11月現在の情報です。

来た道と同じ道を下山するのが富士宮ルートで、距離が短いのも嬉しいですね。

登山口までのバスが出ている駅も多いので、多方面からアクセスできます。

山頂付近の混雑は見込まれますが、登山時間・距離は短いため日帰りにはおすすめです。

緑に囲まれた樹林帯の須走ルート

須走ルートは静岡県側から山頂を目指すルートで、標高の高いところまで樹林帯が広がるため、日差しも和らげてくれるルートです。

須走ルートは樹林帯があるため、緑を楽しみたい人にはおすすめのルートです。

樹林帯は比較的傾斜も緩やかですが、夜間や濃霧の時は道に迷わないよう注意しましょう。

登山口の標高1,970m(須走口五合目)
標準登山時間【登り】約6時間 【下り】約3時間
距離【登り】約6.9km 【下り】約6.2km
登山道と下山道登山道と下山道は別
本八合目〜山頂の区間は須走ルートと共用
登山道の状態七合目付近まで樹林帯で緩やか
八合目以上は岩場
山小屋合目ごとに山小屋がある
登山口までのアクセス御殿場駅から登山バス
マイカー規制あり
期間中は、須走多用途広場よりシャトルバス
登山口の利便性売店2軒、公衆トイレ、登山情報提供施設あり
登山道の混雑一部混雑する
特に本八合目以降は吉田ルートとの合流で混雑
救護所なし
登山道からのご来光樹林帯を抜ければどこからでも見える
※2024年11月現在の情報です。

吉田ルートや富士宮ルートに比べると、利用者は少ないルートです。

樹林帯があることで日光や風の影響も受けにくいですが、救護所はないので注意しましょう。

樹林帯を抜ければ登山道からご来光も見れるので、自然を楽しみたい人におすすめのルートです。

経験者向けで最長の御殿場ルート

御殿場ルートは静岡県側から山頂を目指すルートで、一番標高の低いところから山頂を目指すため、健脚な経験者向けのルートです。

4つのルートの中で一番登山客が少ないルートなので、静かにじっくりと登山を楽しみたい人向けのコースです。

ただ山小屋も少なく、救護所の設置もないため登山初心者にはあまりおすすめしません。

登山口の標高1,440m(御殿場口新五合目)
標準登山時間【登り】約7時間 【下り】約3時間
距離【登り】約10.5km 【下り】約8.4km
登山道と下山道登山道と下山道は別
七合目より上は同じ
登山道の状態八合目付近まで緩やかな火山砂利の道
山小屋全体的に少なく、新五合目付近〜新六合目まで山小屋なし
登山口までのアクセス御殿場駅から登山バス
マイカー規制なし
登山口の利便性売店1軒、公衆トイレ、登山情報提供施設あり
登山道の混雑混雑しない
救護所なし
登山道からのご来光ほぼどこからでも見える
※2024年11月現在の情報です。

「せっかく登るなら少しでも長く登山を楽しみたい!」という人にはピッタリのルートです。

登山自体に慣れている場合、簡単なルートではなく、あえて負荷をかけて登りたくなる気持ちもよくわかります。

人混みから離れて、がっつり集中して登山を楽しみたい人におすすめのルートです♪

登山時間・距離ともにかなり長いため、富士山の登山経験を積んでからチャレンジしましょう!

富士山は登山初心者だと成功率はどのくらい?

富士山の登山初心者の成功率は、50〜60%ほどと言われていますが、ツアー利用や万全の準備で成功率は上げられます。

登山はどうしても当日の天候や体調にも左右されるので、登山初心者の成功率は高いとは思わない方が良いでしょう。

せっかく行くなら絶対登頂に成功したい!

登山初心者でも、成功率を上げることはできますよ!

登山初心者だって、経験は少なくても富士山登頂を成功させたいですよね。

登山初心者が成功率を上げるためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください♪

登山初心者が富士山登頂成功率を上げるコツ

1.ガイドツアーに参加する

ルート選択や悪天候時の状況判断だけでなく、何より登頂をプロがサポートしてくれるので安全で、一番成功率が高い。

2.山小屋宿泊する

山小屋に一泊するだけでも、体力を温存できて登頂の成功率が上がる。

3.登りやすいルートを使う

吉田ルートのように山小屋や救護所が多くあるルートを選べば、何かあっても柔軟に対応ができるので成功率も上がる。

4.富士山の登山口で1時間ほど滞在し、体を高度順応させる

高山病対策のため、登山口で高度に体を慣らしてから登るのがおすすめ。

睡眠をしっかりとった状態で、ゆっくり水分補給をしながら登るのもポイント。

5.装備をしっかり準備する

できるだけ持ち物は軽量化し、登山のストックを使うことで体力負荷の軽減になる。

山頂は夏でも10℃を下回る冬並みの気温なので、防寒着もしっかり用意しておく。

6.富士山に登る前に、簡単な山で練習する

登山者が多く、道もわかりやすいところを選んで山に慣れておく。

自分の体力を把握するためにも、練習しておくのがおすすめ。

成功率を最優先させるのであれば、日帰り登山でも山小屋宿泊でもガイドツアーを使うのが一番おすすめです。

ガイドツアーの場合だと登頂成功率は約90%以上にもなるといいます!

登頂中はもちろん、食事や宿泊も全てお任せで手配してくれるようなツアーもあるので、気軽に安心に参加できますよ♪

ツアーを使うかどうかに関わらず、体調や装備をしっかり整えることも成功率アップに繋がります。

体を慣らしてからゆっくり登れば、体が徐々に気圧の低さや空気の薄さに慣れてくるので高山病のリスクも下がります。

装備は、山頂は夏でも冬のような寒さなので、防寒具は絶対に準備してくださいね!

登山ストックやサポートタイツなどを使うのも、体力負荷が軽減されるのでおすすめです。

富士山登山を考えているあなたには、日頃からのストレッチもおすすめですよ♪

姿勢が良い方が、ザックを背負って登山する時の体の負荷も軽減されます。

こちらの記事では姿勢改善のストレッチについて解説しているので、登山の準備にも活用してくださいね!

まとめ

  • 富士山は登山初心者でも日帰りはできるが、しっかり準備してルートを選んで登った方が良い
  • 富士山の登山初心者なら、登山道が整備されていて休憩所やトイレも多い「吉田ルート」がおすすめ
  • 富士山の登山初心者の成功率は、50〜60%ほどと言われているが、ツアー利用や万全の準備で成功率は上げられる

登山初心者が富士山を登る場合は、しっかり下準備をして登りましょう。

体調を整えて準備万端の状態で登れば、日帰りでも登頂できる確率が上がりますよ。

私もいつか登ってみたいと思います♪

あなたもぜひ富士山で最高の思い出を作ってくださいね!

日帰りの行程は疲れやすいですが、トレッキングポールがあると足が重い時でも歩きやすくなって便利です。

アルミ製で220gと軽量なので、荷物の多い登山時も安心です。

ネットショップには登山初心者の口コミもあったので、参考にしてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です