今回は一度心を閉ざした人はどんな人なのかや、閉ざす人の心理や特徴、原因についてご紹介します。
こんなお悩みはありませんか？
- 一度心を閉ざしたらどうなるの?その変化とは
- 心を閉ざす人の心理とは何かを解説
- 心を閉ざしてしまった人に見られる特徴とは?
- 心を閉ざす原因とは?5つの要因を紹介!
身近な人が心を閉ざしてしまったら、どうしたらいいか戸惑いますよね。
- 一度心を閉ざしたら、自己肯定感が低下し、人との関わりを避けるようになって孤立しやすくなる
- 一度心を閉ざす人の心理とは、強い防衛心理で自己否定感と恐怖心から人との関わりを避け、孤立により安心感を得ようとしている
- 心を閉ざした人の特徴は、単独行動で目を合わせずネガティブ思考になり、親密な人にも本心を話せない
- 心を閉ざす原因には、過去の体験や内向的な性質、強いストレスやコンプレックスなどがある
身近にいる大切な人のことで悩んでいるあなたも、心が少し辛いと感じるあなたも一度、心の中をオフにしてみてはいかがでしょうか？
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一度心を閉ざしたらどうなるの?その変化とは
一度心を閉ざしたら、自己肯定感が低下し、人との関わりを避けるようになって孤立しやすくなります。
一度心を閉ざしたらどのような変化や影響があるのか紹介していきます。
1. 心理的・感情的な変化
2. 行動面での特徴
3. コミュニケーション・人間関係への影響
4. 恋愛・職場への影響
5. 回復の可能性
- 心理的・感情的な変化
一度心を閉ざしたら、防衛反応が活性化され、自分を守るための行動が無意識のうちに取られるようになります。
最も深刻なのは自己肯定感の低下で、自分を否定することが多く、自らを嫌いながら生活しているので自分に自信が持てません 。
頭の中は常にマイナスな考えばかりで、「失敗したらどうしよう」「どうせ私にはできない」など、行動する前から不安に押し潰されそうになってしまいます。
- 行動面での特徴
日常の行動パターンに明確な変化が現れます。
他人とのコミュニケーションが苦手なので、普段からひとりでいることが多く、単独行動を好む傾向が見られるそうです。
人に嫌われたくない気持ちが強いため、会話の中で他人の意見に合わせたり、自分の考えを発信できなかったりすることが多々あります。
- コミュニケーション・人間関係への影響
一度心を閉ざしたら、目を見て会話することが苦手になり、自分の話をしない傾向が強くなります。
会話をすぐに終わらせたがるようになり、結果として表面的な付き合いしかしません。
悩みや相談、嬉しかったことなどプライベートな話はゼロという状態に陥ります。
- 恋愛・職場への影響
恋愛関係では、彼氏・彼女という恋愛関係であっても、自分の全てをさらけ出すことができません 。
職場ではコミュニケーションの不足が問題となり、必要な情報の共有が滞りやすく、チームワークに影響を与えます 。
- 回復の可能性
一度心を閉ざした人の未来は、絶望的ではありません。
適切な関りを行うことで、『怯えなくてもいいんだな』ということが分かると、温かい関係性が築いていける可能性があるはずです。
心を閉ざしたのには理由があり、本人にとって必要な行動であることを理解し、焦らずに信頼関係を築いていくことが大切です。
心を閉ざすことは多方面に影響を与えますが、周囲の理解と適切なサポートがあれば、徐々に心を開いていく可能性があります。
心を閉ざしてしまった人も、周りの人も救われる道を見つけたいですね。
私は「心を閉ざす」という行動は、”怒り”からくるものだと思っていました。
心を閉ざすということは、”悲しみ”や”不安”が大きいんですね。
では、心を閉ざしてしまった人の心の状態はどんな状態なのか、気になりませんか？
まずは、大切な人の心の状態を知ることから始めていきましょう。
心を閉ざす人の心理とは何かを解説
一度心を閉ざす人の心理とは、強い防衛心理で自己否定感と恐怖心から人との関わりを避け、孤立により安心感を得ようとしています。
心を閉ざす人は、どのような心理状態にあるのか気になりますよね。
私と一緒に心の状態を見ていきましょう。
- 防衛反応と警戒心
心を閉ざす瞬間、心理的な防衛反応が活性化され、自分を守るための行動が無意識のうちに取 れるようになります。
この状態では、外部からの刺激や他人の関与を避けようとする心理的な壁が作られます 。
「社会は危険に満ちていて、いつ誰に傷つけられるかわからない」と感じてしまうことは、不安が強くて怯えている状態だそうです。
又、「良いことも何か裏があるのではないか?」「良いことは長くは続かないだろう」というような被害的な考えになってしまってもおかしくありません。
警戒心が強く他人を信用するのが怖くなっている状態で、仲良くなりたい…と本心では思っていても、警戒心が邪魔をしてなかなか心を開くことができないんですね。
- 自己否定と恐怖心
心を閉ざす人の心の中では、深刻な自己否定が進行しています。
自分を否定することが多く、自らを嫌いながら生活しているため、根本的に自分を信じることができません。
特に強いのが「嫌われたくない」という恐怖心で、「本当の自分をさらけ出すと嫌われてしまうのでは？」という不安な心理から、心を閉ざしてしまう人が多くいます。
嫌われたくないという思いが強すぎると、言葉選びも慎重になってしまい 、最終的に何も話せなくなってしまうのです。
- 過去のトラウマの影響
一度心を閉ざす人の心理状態に大きく影響しているのが、過去の経験です。
過去のトラウマや経験が引き金となる場合が多く、子どものときに大人から存在を否定された経験がある人は、大人になった今でも他人を信頼できない状況が続きます。
何度も裏切りや失敗を経験している人にとっては、自分を守るための自然な反応として心を閉ざすようになるのです。
- ネガティブ思考の固定化
思考パターンにも特徴的な変化が現れます。
強い自己防衛心から、他人に対して過剰に警戒したり、自分の価値観や信念を固く守ろうとする傾向が見られます。
また、過去の失敗やトラウマにより、考え方がネガティブ にながちです。
自分の苦手な分野になると「失敗してしまったらどうしよう」という気持ちが強くなってしまい、挑戦することなく最初から諦めてしまいます。
- 矛盾する心理
興味深いのは、心を閉ざす人の中にはこれが普通だと感じている人もいることです。
たくさんの人に心を開く必要性を感じておらず、人との関わりも最小限で十分だと考えている 場合があり、本人としては心を閉ざしているつもりはないのです。
- 心理状態の影響
このような心理状態が続くと、孤独感や無力感が深まり、心を閉ざした状態が固定化されるリスクがあります 。
しかし同時に、心を閉ざすことで一時的に外部のストレス要因から自分を守ることができるため、心を整理したり回復のきっかけを作る場合もあります。
このような状態にある人に対して、心を閉ざすのは不自由だけれど、その人にとっては理由があり必要でしていることと理解することが重要だそうです。
一度心を閉ざす人の心理は、自己防衛と恐怖心が複雑に絡み合った状態であり、理解と時間をかけたアプローチが必要で繊細な状況になっています。
心のケアがとても大切になりそうです。
心を閉ざしてしまった人は苦しんでいるから早く助けなければいけないと思っていました。
心を閉ざすことで自分の心を守っている人もいるので、ゆっくり時間をかけて理解していくことが大切なんですね。
心を閉ざした人に見られる特徴とは?
心を閉ざした人の特徴は、単独行動で目を合わせずネガティブ思考になり、親密な人にも本心を話すことが出来なくなります。
心を閉ざした人に見られる特徴にはどのようなものがあるのでしょう？
心を閉ざした人も何かしらのSOSを発信しています。
心を閉ざした人の特徴を学び、SOS信号に気づいてあげたいですね。
その信号に気づいてあげることが、最初の一歩になると思います。
最も顕著な特徴は孤立行動で、いつも孤立してて、人の輪の中に入りません。
自ら一人を好んで行動している傾向があり、極力人と関わりを持たず、無表情な状態を保とうとします。
また、世間体ばかりを気にして行動している特徴があり、周りに合わせた行動ができないようになります。
これは周囲の評価に敏感で、「周りにどう思われているのか」を常に気にしてしまうため、自分を良く見せようとしてしまう心理によるものです。
思考面では、すぐ落ち込んでしまう 、ネガティブ 、悪い事を考えすぎてしまうといったマイナス思考が特徴的です。
対人関係における特徴として、目を合わせない 、目の前にいるとそわそわして上手く話せない といった非言語コミュニケーションの困難があります。
会話においては、自分のことを話さない傾向が強く、会話を続けたがらないという特徴があります。
さらに、あまり感情を出さず 、表情が乏しく、あまり会話にも入ってこない状態で表面的な付き合いしかしません。
悩みや相談、嬉しかったことなどプライベートな話はゼロという関係性しか築けないのです。
心理的な特徴として、自己肯定感が低いことが基盤にあるので、自分を否定して嫌いながら生活している状態です。
自分の意見を主張するのが苦手で、人に嫌われたくない気持ちから、自分の考えを発信できなかったりすることが多くあります。
一方で、「自分の意見を押し付ける人」「自分勝手」「自分が一番と思っている」といった自己中心的な側面も見られるそうです。
また、被害妄想が激しいという特徴もあげられます。
「自分はダメなんだと」というネガティブ発言が止まらないという考え方になる人もいて、気が弱いという繊細さを兼ね備える人もいます。
心を閉ざす人は繊細で感受性が豊かな人ほど、心を閉ざしやすい傾向があるとされています。
優しい性格や思いやりのある一面が裏目に出てしまい、自分の感情を抑え込むことで心を閉ざしてしまう場合があるそうです。
これらの特徴は、過去の経験や性格が複合的に影響した結果であり、表面的には理解しにくい複雑な心理状態を反映しています。
重要なのは、これらの特徴を批判的に捉えるのではなく、その背景にある心理を理解することが心を閉ざしてしまった人にとって救いになるということです。
心のSOSに気づいてあげられる人でいたいです。
心を閉ざした人のことが少し分かってきましたね。
マイナスな雰囲気の人に対して、少し距離をおいた付き合い方になることもあるかもしれません。
しかし、その行動は心を閉ざした人の心のSOSなのかもしれないという視点を、頭の片隅に置いておきたいですね。
心を閉ざす原因とは?5つの要因を紹介!
心を閉ざす原因には、過去の体験や内向的な性質、強いストレスやコンプレックスなどがあります。
大切な家族や仲間に心を閉ざしてしまう原因とは、どのようなものがあるのでしょうか。
どうやら「ストレス」の一言では片づけられない、さまざまな原因があるようです。
一度心を閉ざしてしまった人にもう一度心を開いてもらうためには、原因をしっかりと知る必要があります。
一緒に学んでいきましょう。
臨床心理士によると、心を閉ざす原因の一つは生来の性質として人との関わりが困難な場合があげられる
自閉症スペクトラム障害と呼ばれる特性を持つ人は、もともと対人関係を築くことに困難を感じやすい傾向がある
また、HSP（高感受性の人）も心を閉ざしやすい特徴がある
HSPの人は特に外部の刺激に過剰に反応してしまうため、職場や日常生活で多くの刺激を受けると処理しきれないそうです。
些細な批判や他人の感情の変化を深読みしてしまい、「自分が原因で問題が生じたのではないか」と過剰に考えてしまい、心が疲れてしまうんですね。
生まれ持った生来の人は、周りの人の理解で本人の感じ方も変わっていきそうです。
最も多い原因は、過去に傷ついた経験や裏切られた経験
友達に変なあだ名をつけられたり、容姿について差別的な一言を言われるなど、相手の心ない発言で悲しい思いをした人は多くいる
「言葉は刃物」といわれるように、たった一言でその人の人生を狂わせてしまうこともある
信頼していた人に裏切られた経験があると、その人を信じられなくなるだけでなく、人間不信になってしまう最悪のケースも考えられます。
子供の頃のいじめや虐待、恋人や親友に裏切られたなど、忘れたくても忘れられない過去があると、人を信頼できなくなってしまうことは容易に想像できます。
時間が経ってもふとしたきっかけで思い出してしまい、急に記憶が蘇ったり…よく聞く言葉でいうフラッシュバックです。
このフラッシュバックは専門家のサポートを受けたり、自分で対処できるスキルを習得することで克服の光が見つかるそうですよ。
「言葉は刃物」という言葉にドキッとしました。
安心できる環境で育つことができなかった場合も、心を閉ざす原因となる
専門家によると、社会への基本的信頼感は子どもの頃から安心できる環境で育つことで獲得されるもの
親が子供に過剰な期待をかける場合、子供は「自分は期待に応えられない」と感じ、プレッシャーを抱えることになる
このような状況が続くと、「どうせ理解してもらえない」という無力感を覚え、家族との距離を置くようになってしまいかねません。
家族内で過去に起きたトラウマ的な出来事や、意見を頭ごなしに否定された経験が積み重なると、信頼関係が損なわれることも原因の一つになってしまいますね。
子ども時代の環境が原因の場合は、本人も心を閉ざしていることに気づいていないかもしれません。
コンプレックスがあると、人との関係性を持ちたがらない性格になってしまう可能性がある
「自分の容姿に自信がない」「声や話し方が好きになれない」「異性にモテない」などの悩みが膨らむと、人と付き合うことに臆病になってしまう
自分自身に自信が持てないために、自然と性格や行動が消極的になってしまい、最終的に心を閉ざすことで自分を守ろうとしてしまいます。
今は医療も美容の技術も進んでいるので、専門の方に相談してみることで、人生が変わる一歩になるかもしれません。
自分が思っているほど周りは気にしていないものですが、気になってしまうのがコンプレックスですよね。
日常生活で経験するさまざまなストレスも、心を閉ざす原因の一つ
職場での長時間労働や人間関係の摩擦が積み重なると、自分の気持ちを抑え込んでしまい、結果として他人との交流を避けるようになる
過剰なストレスを受けると、人は自分の心を守るために周囲との関係を断つ傾向があり、この避ける行為は一時的には安心感を得る為のもの
しかし、この行為は長きに渡ると孤立感や不安感を増幅させる可能性が出てくる
これらの原因は単独で作用することもあれば、職場や家族、友人関係など複数が組み合わさって心を閉ざす状況を作り出すこともあります。
その人の背景を理解することが適切な支援につながっています。
閉ざした心を無理やりこじ開けようとする行為は絶対にダメですね。
心を閉ざしてしまった人の心に寄り添うことは容易ではなさそうです。
職場の人間関係が、心を閉ざしてしまう原因になる人も少なくありません。
心に負荷がかかってしまう前に、割り切った人間関係を築けることで、心を閉ざしてしまう原因を作らずに済むはずです。
無理をしない人間関係の築き方を見つけて、職場で割り切って働ける毎日を目指したい方にはこちらの記事がおすすめです。
是非参考にしてみて下さいね♪
まとめ
- 一度心を閉ざしたら、自己肯定感が低下し、人との関わりを避けるようになって孤立しやすくなる
- 一度心を閉ざす人の心理とは、強い防衛心理で自己否定感と恐怖心から人との関わりを避け、孤立により安心感を得ようとしている
- 心を閉ざした人の特徴は、単独行動で目を合わせずネガティブ思考になり、親密な人にも本心を話せない
- 心を閉ざす原因には、過去の体験や内向的な性質、強いストレスやコンプレックスなどがある
今回は一度心を閉ざした人はどんな人なのかや、閉ざす人の心理や特徴、原因についてご紹介しました。
一度心を閉ざしたら、もう一度心を開くということ…それは決して容易ではありません。
しかし、あなたの「心を開いてほしい」という気持ちがカギであることは間違いありません。
正しい理解と温かい心で、大切な人の心を優しく包んであげたいですね。
心を落ち着かせるための癒しの音楽が詰まったCDを紹介させて頂きます。
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