今回はマウントされたら勝ちの意味や、マウントを取りたがる人と取られる人の特徴、マウントの返し方についてご紹介します。
こんなお悩みはありませんか?
- マウントされたら勝ちとは?意味をわかりやすく解説
- マウントを取りたがる人の特徴は?
- マウント取られる人の特徴とは??
- マウントの返し方は?対処の仕方を紹介
誰かと話しているとき、相手の何気ないひと言にモヤっとしたり、下に見られた気がしてしまう…。
そんな経験、あなたも一度はありませんか?
- マウントされたら勝ちとは、不安や劣等感を隠すために優位に立とうとする相手に対して、冷静でいられるあなたの方が強いということ
- マウントを取りたがる人は、自信のなさを隠すために、他人より優位に立とうとする
- マウント取られる人は、自己主張が苦手で、相手に合わせすぎてしまう
- マウントには感情的に反論するよりも、冷静に受け流したり、話題を変えたりする方が効果的
あなたらしい距離感を保ちながら、マウントに振り回されない考え方を一緒に見つけていきましょう♪
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マウントされたら勝ちとは?意味をわかりやすく解説

マウントされたら勝ちとは、不安や劣等感を隠すために優位に立とうとする相手に対して、冷静でいられるあなたの方が強いということです。
そもそも「マウント」とはどういう意味でしょう?
マウントとは、人間関係において「私の方が上」と見せようとする行動のことです。
会話の中で優位性をアピールしたり、相手を下げるような発言をすることで、自分の存在価値を高く見せようとする心理が働いています。
では、なぜマウントされたら勝ちなのでしょう?
あなたの周りに次のような発言をする人はいませんか?
このような言動は、あなたを見下しているというより「私ってすごいよね?」と誰かに認めてほしいサインだったりします。
…いや、そんなの分からないですよね。
私だったら「なんで話に割って入ってくるんだろう?聞いてないのに…」と思ってしまいます。
しかし、ここで反応したり言い返したりすると、相手の土俵に乗ってしまうことに…!
そんな時こそ「動じない」「スルーする」あなたの姿勢が、精神的に「勝っている」というわけです。

動じない心が一番強いのかもしれませんね♪
マウントを取られたときイラっとしたり、悔しいと感じるのは自然な反応です。
しかし、それに反応しない強さを持てたら、相手の仕掛ける「勝ち負けのゲーム」に巻き込まれずに済むでしょう。
マウントされたら勝ちとは、「マウントされたのに冷静でいられた=あなたの勝ち」ということなんですね!
相手の言動の裏にある不安や承認欲求に気づけると、少しだけ優しく余裕をもって接することができるかもしれませんね♪
次は、マウントを取りたがる人の特徴について、見ていきましょう。
マウントを取りたがる人の特徴は?

マウントを取りたがる人は、自信のなさを隠すために、他人より優位に立とうとします。
マウントを取りたがる人に見られる特徴について、一緒に見ていきましょう。
マウントを取りたがる人に見られる特徴について、1つずつ見ていきましょう。
- 自分の話ばかりする
相手の話に興味を示さず、すぐに話題を自分の体験に置き換えて話し出す傾向があります。
会話の主導権を握ることで「中心にいるのは私」という優越感を得たいのです。
- 他人の話にエピソードをかぶせる
誰かが何かを話すと、それより上の体験談を披露しようとします。
「私の方がすごい」と思われたい承認欲求が、自然と態度に表れているんです。
- 相手の成功を素直に認めない
褒めるよりも先に「でもそれってたまたまでしょ」など、相手の実力を下げるような発言をしがちです。
これは、あなたに「負けている」と感じたくないという心理からくる防衛反応でもあります。
- SNSでリア充アピールが強め
日常をキラキラに見せたり、必要以上に充実してる感を演出しがち。
フォロワーからの「すごいね」「羨ましい」という反応が、自信の裏付けになるからです。
- 何かと上下関係を気にする
誰が上か下かという基準で人を見たり、職業や肩書、収入などを気にしたりします。
対等な関係よりも、上に立つ人に安心感を求める傾向が強いようです。

強く見せるのは、実は弱さの裏返しなのかもしれません
私が学生のとき、そんな子がいました。
入学したてで、みんなが何もわからない中「私は〇〇で賞をもらった」とか「私は専門科目でやってた」みたいな発言をする子でした。
「何か、すごい子がいるわ…」と若い頃の私は思いました。
でも、しばらく一緒に過ごすと「あれれ?」と思うことが増えるんですよね。
質問しても答えられなかったり、何かと理由を付けて課題をやらなかったり…。
結局、私はその子と親しくなることはありませんでした。
その子はいろんなグループを転々としていたようで、どこに行っても合わないようでした。
今なら「あれは周囲へのマウントだったのか…」と分かります。
しかし、当時は「なんで話を盛るの?嘘はばれるのに…」と思っていました。
その後は「レポートを人にやらせたらしい」とか「人の功績を横取りしたらしい」など、嘘か本当か分からない噂を聞くこともありました。
身から出た錆とはいえ、ちょっとだけ「可哀そうだな…」と思ったのを覚えています。
マウントを取りたがる人は、一見すると自信満々に見えるかもしれません。
しかし実は、不安や劣等感、他人から認められたいという承認欲求が隠れていることも…。
そのため「私の方が上」と見せることで、無意識に安心感を得ようとしているのです。
相手の発言にモヤっとしたときは「この人、ちょっと必死なのかも…」と心の中でそっと距離を置いてみてください。
無理に対抗するよりも冷静な態度の方が、ずっとラクに過ごせるはずですよ♪
次は、マウント取られる人の特徴について、見ていきましょう。
マウント取られる人の特徴とは??

マウント取られる人は、自己主張が苦手で、相手に合わせすぎてしまうのが特徴です。
マウント取られる人の特徴について、一緒に見ていきましょう。
マウント取られる人の特徴について、1つずつ見ていきましょう。
- 相手の意見に流されやすい
意見をはっきり言うのが苦手で、相手に合わせがちです。
「嫌われたくない」「波風を立てたくない」という気持ちから、ついイエスマンになってしまうことも…。
そのため、強気な相手から見ると「つけ込みやすい存在」に見えてしまうことがあります。
小さなことでも「私はこう思います」と一言そえる練習から始めてみましょう!
あなた自身の考えに自信がつき、自然と対等な関係が築けるようになりますよ。
- 過小評価しがち
自信がなく、実力や魅力に気づいていないことが多いです。
相手の評価を鵜呑みにしてしまったり、「あの人は私よりすごい」と思い込みすぎる傾向があります。
その結果、マウントを受けても「やっぱり私はダメなんだ…」と受け入れてしまいがちです。
過去に頑張ったことや褒められた経験を紙に書き出して、あなたの価値を見つめなおしてみましょう!
そうすることで、あなたの強みや魅力に気づけるようになり、人と比べすぎずに堂々と振る舞えるようになりますよ。
- 空気を読みすぎてしまう
場の雰囲気を壊さないように気を遣いすぎるあまり、感情や言いたいことを抑えがちです。
その姿勢が「言い返してこない人」「何を言っても大丈夫な人」と思われ、マウントの対象になりやすくなります。
「それはちょっと…」とやんわり断るだけでも、十分にあなたの意思を示せます!
無理して相手に合わせることが減り、心地よい距離感で人間関係を築けるようになるでしょう。
- 相手を立てるのが当たり前になっている
思いやりがあり、相手を立てたり褒めたりすることが自然にできるタイプです。
ただその優しさが行き過ぎると、相手がつけあがってしまい、あなたが下がるような関係性が固定化されてしまうこともあります。
相手を立てるときも「私も頑張ってる」と心の中で褒めてあげましょう!
あなたの気持ちも大切にできるようになり、対等で健全な関係が保てるようになります。
- 本音を出すのが苦手
相手に対して「弱音を見せたくない」「対立したくない」という思いから、本心を隠してしまうことがあります。
そのため、周囲からは「何を考えているか分からないけど、反論はしてこない人」と見なされやすく、マントの標的になることも…。
あなたの気持ちを「本当はこう感じた」と日記やメモで言語化する練習から始めましょう。
思いや本音を伝える勇気が育ち、心の距離感を縮められる関係が増えるでしょう。
マウント取られる人の多くは、まじめで優しく、相手を傷つけない特徴を持っています。
それは、とっても素敵なことですよね。
ですが、その良さが誤解されたり、利用されてしまうこともあるんです…。

優しさが裏目に出てしまうんですね
だからこそ「あなたの立場を守る線引き」は大切なこと。
私は、言いたいこと(あなたの意見)を言うのは「わがまま」ではないと思います。
あなたらしくいられる関係性を築くために、ときには「No」と言う勇気も必要なんです!
あなたのペースでいいので相手との距離感や、あなたの気持ちを大切にする意識を、少しずつ育てていきましょう。
そうすることでマウントされても動じない、しなやかで強いあなたに、きっと変わっていけますよ♪
マウントの返し方は?対処の仕方を紹介

マウントには感情的に反論するよりも、冷静に受け流したり、話題を変えたりする方が効果的です。
「マウントの返し方は?」「マウントされるとモヤモヤする…」そんなお悩みへの対処の仕方をご紹介します。
具体的な対処の仕方を、1つずつ見ていきましょう。
- 軽く受け流す
相手の発言に真正面から反応せず、相づちでさらりと対応する。
「そうなんですね」「へぇ、すごいですね」など、感情を込めすぎずに返しましょう。
相手に、あなたが「張り合う気がない」ことが伝わり、自然とマウントが止まりやすくなりますよ。
- 話題をそらす
会話の流れを変えることで、マウントの流れを断ち切ります。
「それより、最近どうしてる?」など、あなたが話したい方向へ話題をスライドしましょう。
相手はマウントの勢いを失い、あなたもモヤモヤを引きずらずに済みますよ。
- 冷静に距離を取る
相手に無理に合わせず、物理的にも心理的にも少しずつ距離を取っていきます。
会話の頻度を減らしたり、必要以上に関わらないようにしましょう。
あなたの心が疲れなくなり「この人にマウントは通じない」と相手も感じるようになります。
- 自分の軸を持つ
他人の評価ではなく、あなたがどう感じるかを大切に。
「私には私のペースがあるから大丈夫」と、言い聞かせる習慣をつけましょう。
比較や上下関係に巻き込まれず、あなたらしい選択ができるようになりますよ。
- ユーモアで返す
深刻にならず、ちょっと笑いを交えることで空気を和ませます。
「はいはい、出ましたマウント選手権!」など軽く受け流す一言を使う。
ちょっと勇気がいるかもしれませんが、相手のマウント発言を冗談にとらえ、真剣勝負にならない雰囲気を作ってしまいましょう!
相手によっては、通じないこともあるので関係性を見極めて使いましょうね。

マウントに対して、必ずしも言い返す必要はないんですね
大切なのはあなたの心がモヤモヤに飲み込まれないこと!
「それって、今必要な会話かな?」一歩引いて見つめるだけでも、立場は逆転できます。
相手に勝つのではなく、あなたの機嫌を大切にしましょう!
その姿勢こそが、いちばんスマートで強い「マウントの返し方」ではないでしょうか?
「マウントの返し方は?」と言われて、あなたはどう考えますか?
私は「もっと話を盛る?やり返す?」と単純に考えていましたが、これはマウントのやり取りが終わらず、負のループになりそうですね…。
やり返すのは、やめておきましょう…。
相手の土俵に乗らず、あなたのペースを守ることが大人の対応なんですね。
あなたの心を守りながら、相手に「マウントが効かない人」と思わせるのがポイントです♪
マウントだけじゃなく、言い方にトゲがある人に悩んでいるあなたには、こちらの記事がおすすめです。
その人の心理や対処法について載っているので、是非読んでみてくださいね!
まとめ

- マウントされたら勝ちとは、不安や劣等感を隠すために優位に立とうとする相手に対して、冷静でいられるあなたの方が強いということ
- マウントを取りたがる人は、自信のなさを隠すために、他人より優位に立とうとする
- マウント取られる人は、自己主張が苦手で、相手に合わせすぎてしまう
- マウントには感情的に反論するよりも、冷静に受け流したり、話題を変えたりする方が効果的
今回はマウントされたら勝ちの意味や、マウントを取りたがる人と取られる人の特徴、マウントの返し方についてご紹介しました。
マウントされたら勝ちという考えには、相手に振り回されず冷静に受け流せる人こそが強いという、逆転の意味が込められているんですね。
周囲の声ではなく、あなたの心を大切にすることから始めていきましょう♪
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