洗濯機の止水栓が回らない時の対処法は?止水栓の仕組みや交換方法も紹介!

洗濯機の止水栓が回らない時の対処法は?止水栓の仕組みや交換方法も紹介!

洗濯機の止水栓が回らない時に悩みがちな事についてお話します。

・洗濯機の止水栓が回らない時に自分で出来る対処法は?

・洗濯機の止水栓はどこにある?

・洗濯機の止水栓の仕組みは?

・どうしても洗濯機の止水栓が回らない時は?

洗濯機の止水栓は日常的に触らない人も多いと思います。

そういった場合、トラブルが起きた時にどうしたらいいかわかりませんよね。

この記事ではそういったお悩みを解決します。

この記事でわかること

・洗濯機の止水栓が回らなくなったら、軍手やタオルを巻いたりハンマーでやさしく叩いたりすると良い

・洗濯機の止水栓は洗濯機横の壁にある

・洗濯機の止水栓があるおかげでホースを外しても水が溢れないようになっている

・どうしても洗濯機の止水栓が回らない時は、プロに交換してもらう

無理な対策を取ると、更なるトラブルに繋がりかねません。

予防策としても是非参考にしてください。

洗濯機の止水栓が回らない時に自分でできる対処法

洗濯機を修理する女性の画像

洗濯機の止水栓が回らない時の対処法として、元栓を閉めることや、軍手やタオルで滑り止めをする方法があります。

・元栓を閉める

洗濯機の止水栓から水漏れが発生しすぐに水を止めたい場合は、元栓を閉めてから応急処置をするのがおすすめです。

まず水漏れを止めてから解決に当たりましょう。

ただし、元栓を閉めた場合は建物全体で水が使えない状態になってしまいます

他の住人がトイレやシャワーを使っている時に急に水が出なくなったら困りますし、トラブルの原因にもなりかねませんよね。

元栓を閉める時は前もって他の住人に水が出なくなる事を伝えておきましょう。

・軍手やタオルで滑り止めをする

洗濯機の止水栓に軍手やタオルで滑り止めをしてから回してみましょう。

止水栓が回らない時に一番簡単に試すことができる方法です。

・ハンマーで優しくたたく

叩いた衝撃でサビなどがはがれ、固着してしまった止水栓が回りやすくなることがあります。

ただし力加減を間違えると、止水栓自体が破損してしまうので注意が必要です。

・シリコングリスを塗る

シリコングリスとは液状の潤滑油です。

軽度の固着であれば、シリコングリスを塗ることで解決することもあります。

まず洗濯機の止水栓のホコリや水垢などの汚れを拭き取り、回らない部分に綿棒などでシリコングリスを塗りましょう。

シリコングリスが馴染んだら止水栓が回るか試してみます。

シリコングリスは回らなくなった止水栓にも手軽に使えますし、固着を防ぐためにも使えます

ひとつ持っておいても良いかもしれません。

ホームセンターやインターネット上で買うことができます。

破損の恐れがあるため、基本的に自力での修理はおすすめしません。

無理のない範囲で行いましょう。

洗濯機の止水栓はどこにあるのか?

止水栓の写真

洗濯機の止水栓は給水ホースに繋がっている蛇口で、洗濯機横の壁にあります

洗濯機の止水栓がどこにあるのか、皆さんご存知でしたか?

私は最初洗濯機の止水栓がどこにあるのか、そもそも洗濯機の止水栓とは何か、よくわかりませんでした。

そこで洗濯機の止水栓がどこにあるのか調べてみました。

止水栓とは水回りの給水管などに取り付けられている、水流を止めたり水量や水圧を調節したりできる栓のことです。

家全体の給水を管理する元栓と違い、その水回りだけ(今回の場合は洗濯機)の給水を止めることができます。

私の家の洗濯機横の壁にも、写真のような止水栓がありました。

洗濯機の止水栓の仕組みはどうなっている?

???

洗濯機の止水栓の仕組みは、緊急止水弁がついており、蛇口を閉めずにホースを外しても水が溢れないようになっています

緊急止水弁は異常な水圧や水漏れを検知するためのセンサーや弁を備えていて、異常な水圧や水漏れを検知すると、作動する仕組みになっています。

皆さんご存知でしたか?

私は知りませんでした。

もしもの時のための工夫がされているのですね!

洗濯機の止水栓が回らなくなる原因

・回す方向が違う

右回りに閉めて左回りに開けるのが基本です。

例えば全開になっている止水栓を止めるために逆方向に回そうとしてもそれ以上は回りません。

・開けっ放し、閉めっぱなしによる部品の固着

使わない時や旅行時などに止水栓を閉めておく人もいますが、日常的に止水栓を触らない人も多いでしょう。

特に触っていなかった止水栓はネジ部分の汚れやサビなどが固着してしまい回らなくなっている可能性もあります。

それが原因である事が多いです。

洗濯機は脱衣所に設置されていることが多いと思いますが、湿気に晒されている場合も錆びつきやすいです。

他にも以下のようなケースもあります。

・ネジの溝の部分が劣化・変形している

・消耗部品の摩耗劣化

・商品初期不良

洗濯機の止水栓を回すときの注意点

水道に×印の画像

壁の外側で水漏れした場合は目に見えてわかりますが、壁の内側で水漏れすると気付けません。

水漏れが悪化すると修理できるまで水を使えなくなるので大変不便です。

洗濯機の止水栓の交換が必要な時はプロに相談しよう

マグネットシートの画像

無理に自力でなんとかしようとするよりはプロに交換してもらうのがおすすめです。

洗濯機の止水栓を無理に回すと変形や破損、水漏れの悪化の恐れがあります。

交換を依頼する際は使用している水栓のメーカーを調べて連絡するのが良いでしょう。

メーカーがわからない時は、まず水栓金具本体を確認してみてください。

水栓の根元や横側、裏側などにメーカーのロゴマークが刻まれていたり、シールに印字されたりしています。

また取扱説明書があれば、メーカーだけでなく品番や問い合わせ先までわかります。

洗面台や浴室など近くの止水栓と同じメーカーである可能性もあるので確認してみてください。

私も家の洗濯機の止水栓を確認してみましたが、残念なことにメーカーがわかりませんでした…。

そんな時は慌てず、水道業者さんに相談しましょう。

長年の経験を持つ水道業者さんだと、洗濯機の止水栓を見ただけでメーカーや品番を特定できる場合もあります。

日本で使用されている主な蛇口メーカーとしては、以下のようなものがあります。

・TOTO(トートー)

・LIXIL(リクシル)

・KVK(ケーブイケー)

・TBC(タブチ)

・INAX(イナックス)

・カクダイ

・SANEI(サンエイ)

・GROHE(グローエ)

費用は、止水栓を回すだけで済むケースから、劣化や破損によりパーツ交換が必要になるケースまでさまざまですが、

一般的な相場は8,000~25,000円程度となっています。

水回りのトラブルは日常生活に大きく影響を与えますので、なるべく早く相談しましょう。

まとめ

水道のイラスト

・洗濯機の止水栓が回らない時は、軍手やタオルを巻いたりハンマーでやさしく叩いたりすると良い

・洗濯機の止水栓は洗濯機横の壁にある

・洗濯機の止水栓があるおかげでホースを外しても水が溢れないようになっている

・どうしても洗濯機の止水栓が回らない時は、プロに交換してもらう

洗濯機の止水栓が回らない時は、自力で出来ることもないことはありませんが、無理をして破損や水漏れの悪化に繋がらないようにすることも大切です。

普段から適度に動かすようにする、定期的にシリコングリスを塗るなどのメンテナンスをしておくと、このような事態を防ぐことができます。

参考になれば幸いです。

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